最近ではお歳暮にお菓子を使うのが流行っていますから、企業同士のお歳暮に、オリジナルのお菓子を封入する例が増えています。取引先との関係を良好なものにするためには、お歳暮に力を入れておくと損はありません。例えば、マナーを守った上で、オリジナルのお菓子を一から造って封入すると、喜ばれます。オリジナルのお菓子とは、会社のロゴ等をメーカーに入れてもらうことで、簡単に造ることのできるお菓子を指します。受け取った人、会社に大きなインパクトを与えることが出来ますし、お菓子ですからトレンドから外れてもいません。特に個包装がしっかりしているお菓子を贈れば、贈り先の一人一人の社員に自社のロゴを見てもらうことが出来ます。相手が大企業であれば、会社の名前を覚えてもらうだけでも一苦労ですから、良い広告にもなり、一石二鳥と言えます。もちろんロゴだけでなく、お菓子にメッセージを添えることも可能です。メーカーに相応の費用を払えば、感謝の気持ち、今後の抱負等を伝えることが出来るのです。
こうしたお菓子は、費用が高いのではないかと心配されるかもしれませんが、案外安価で済ませることが出来ます。オーダーメイドにもかかわらず、数千円で請け負っているメーカーもあります。それでもデザイン料や人件費を含んでの料金ですから、最近は利用する企業も増えていると聞きます。
ところで、お中元を贈った場合は、お歳暮を省略しても良いのでしょうか。確かに両方贈らなければならないという決まりはありませんから、どちらか一方に纏めることはできます。どちらかと言えば、お歳暮に一本化する企業、個人が多いようです。気になる人は両方贈るようにすれば無難でしょう。