歯ブラシで歯を磨く際に、歯ブラシのどの部分を持ってブラッシングをするのか、ということを考えた人はあまりいないのではないのでしょうか。
多くの人は「テレビを見ながら」、「音楽を聴きながら」、「うとうとしながら」という風に、【ながら作業】でブラッシングをしているそうです。どの歯を磨いているのか、どのように磨いているのかということに十分意識をしている人は、残念ながらほとんどいないのが現状だと考えられます。
面倒くさいという気持ちは、とてもよくわかりますが、ブラッシングに集中して歯を磨き続けることが大切な歯を守るのに必要ということは言わずもがなでしょう。
オススメなのは、入浴中に歯ブラシをするという形式。この場合だとリビングなどで磨く際に気にしがちなよだれや歯磨き粉などの飛び散りを気にしなくて済み、かつ十分に時間を取りながら体を温めつつ歯ブラシをすることができるため、私としてはオススメの方法です。
焦って数十秒で終わらせてしまうブラッシングをするくらいならば、ゆっくりと時間を取れる場所を見つけて落ち着いてブラッシングを続けられる方が歯にとっても良いことのように思います。
大急ぎでブラッシングを済ませてしまえば、結果的に様々な病気にかかるリスクを上げてしまう。その点に気が付けると歯にとって、もっと良いブラッシングをするように心がけられる気がします。