特定調停の具体的な流れとしては、まずは、自分自身が住んでいるところなどの近くの裁判所で調停をするための必要な書類をもらうということが、重要になってきます。ここでとにかく重要なのが、自分自身の住んでいるところの近くの裁判所を決めるということです。あまりにも、遠い裁判所などを指定した場合には、いちいちその場所に行かなくてはならないケースなども、出てくるわけですから、注意しておくと、いいかもしれません。
一通りの計算などが終わり、書類を書き込むことができたら、それを裁判所に提出することで、特定調停を行う手筈を整えます。一般的には、これをもうしだてなどという風にもいうようですが、これ以降は、業者と自分との間に裁判所が入ることで、仲介役を果たしてくれ、数回に分けて調停が行われ調停が成立しなかった場合などには、3回目の調停が行われる、調停がうまく成立した場合には、返済計画が整ったとして返済が開始されることになるわけです。
自分自身で、全てを行う任意整理と比べて、やらなければならない手間までが、非常に多いことから、これを避ける人もいるという風にも聞いたことはありますし、腕のいい弁護士に頼む事が、運良くできるならば、自分自身が思ってもいないような、借金の減額や過払い金の払い戻しを得られる場合もあるわけです。