使わなくなった自転車は、自治体の回収サービスを利用すると、比較的安く回収してもらうことができます。事前に連絡をしておけば、粗大ゴミでの回収扱いとなり、自宅の近所まで引き取りに来てくれます。自転車は、回収指定場所まで運ぶのもそれほど手間にはならないため、おすすめの方法です。一方、民間の不用品回収業者の場合は、出張費と回収費が料金として請求されるため、やや高めの料金になります。まず、住んでいる市区町村内にある複数の業者で見積もりを行います。宮城なら廃品回収の業者、遺品整理の業者が石巻市や仙台市でないか探し、あった場合には見積りを取ります。見積もりをとったら、金額を比較してみることです。さらに、ウェブサイトの口コミをチェックして、評判の良いところに絞ります。その中で引き取りに来てほしい時間を指定できる業者を選ぶことです。不用品回収業者には、無許可の違法業者も存在しています。そのような業者に依頼してしまったら、見積り金額よりも高額な金額を請求されてトラブルになることもよくあるようです。「無料で回収します」などの言葉に騙されないように、ちゃんとした業者を見極める必要があります。そこで参考にすべきことは、一般廃棄物収集運搬許可を持っている業者のみに回収を依頼することです。依頼時の注意点は、見積りを依頼したときに、依頼者にとって「明確でわかりやすい価格表」を作成している業者を選ぶということです。口頭で料金を確認したときに、曖昧にされたり、明確な答えが返ってこない業者は注意したほうがよさそうです。所在不明の回収業者もいるようですので、必ずお金を支払う前に領収証を発行してほしいことをお願いしておくことです。通常、所在不明の業者は、身元を明らかにするような領収証を発行したがらない傾向にあるようですので、業者見極めの際にチェックすべきポイントです。万一トラブルに巻き込まれてしまった場合は、消費者センターに相談することも大切です。