大切な事ですので何度も言いますが、発達障害のある子どもは、なにもわざと困った行動をとろうとしているわけではありません。いやむしろ、一生懸命周りを理解しようとして合わせようとして行動し、自分の気持ちを伝えようとしているのです。しかしながら、その頑張りや気持ちがうまく周囲に伝わらないのです。そして「問題と見られがちな行動」として周りの人達に受け止められてしまうのです。もしその行動の意味が分からず悩まれたり、1人ではどうすべきか分からない場合には放課後等デイサービスや児童発達支援を行っている療養施設に相談してみましょう。都内だけでなく放課後等デイサービスや児童発達支援は横浜などでも行っている施設がいくつかあるようです。個別の療育を取っている施設もありますのでご自身にあった施設を探してみると良いかもしれません。大人は、発達障害の特徴を理解し、子どもの日頃の様子から「どんな時に・どのような行動」をしているのか考えてみる必要があるでしょう。特に子どもが初めての事や慣れていない事・不得意な事にチャレンジしようとしている時は、ストレスが強くかかってはいないか・普段の言動と違う点はないかといった視点で見てみましょう。そして、子どもの本当の気持ちを考えてみてください。そうすると、子どもの事を客観的に見る事ができるようになるでしょう。子どもの困った行動をみても、以前に比べると落ち着いて関われるようになると思います。